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2014年12月20日土曜日

男性社会でのSTAP騒動:理研は恥に上塗り漆掛け

 昨日から”STAP細胞再現実験終了”、”STAP細胞存在せず”、”小保方氏理研退職”などの見出しのニュースがテレビなどで頻繁に報じられている。半年前に書いた様に、科学研究に多少とも拘った者には、STAP細胞の件は論文を取り下げた段階で、全て白紙になっている。 http://rcbyspinmanipulation.blogspot.jp/2014/06/stap.html新しい研究なら兎も角、再現実験として国費を投じるのは馬鹿げている。科学的には幽霊であれ、その存在を否定することは出来ないのだから。残るのは国費の不正使用の疑惑のみである。

 毎日新聞のニュースには、理研の野依良治理事長の「STAP論文が公表されてからこの 10ヶ月間余り、小保方晴子氏にはさまざまな心労が重なってきたことと思います。このたび退職願が提出されましたが、これ以上心の負担が増すことを懸念し、本人の意志を尊重することとしました。前途ある若者なので、前向きに新しい人生を歩まれることを期待しています。」とのコメントが掲載されている。http://mainichi.jp/select/news/20141219k0000e040186000c.html  科学研究費の不正使用と世紀の大捏造事件の疑いの極めて濃い小保方氏に対する、所属研究機関の長の何と暖かいコメントだろうか。しかも研究所の看板研究員がこの疑惑の中で自殺に追い込まれたのにも拘らずである。小保方氏は犯罪者である可能性が極めて濃いのだ。この理事長は何と無責任な発言をする人だろうか。

 中年のうさんくさい男性研究員なら、どのように扱われていただろうか? この熟柿のように成熟し尽くした男性社会の改質なくして、女性登用の拡大を叫ぶ首相の何と愚かな事か。

男性にとっては、この世は氷の世界だ。(井上陽水の歌を思い出す)

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