注目の投稿

人類史の本流は中華秩序なのか、それとも西欧型秩序なのか

1)米国が露呈させた中国共産党政権の真の姿と日本の課題   日本が抱えている最重要な課題は、コロナ問題や拉致問題等ではなく、表題の問に対して明確な答えと姿勢を持つことである。短期的な経済的利益に囚われないで、現在が世界の歴史の方向が決定される時なのかどうかを考えるべきである。...

2015年5月22日金曜日

政治屋に支配されるだけなら、日本維新の会(国政)は解散すべき

日本維新の会が大阪都構想の投票にやぶれた。その結果を受けて、最高幹部の橋下氏が政界引退を表明し、日本維新の会代表の江田氏も代表を辞任し、後任として松野氏が代表になった。松野氏は野党再編を今後模索するらしく、民主党の岡田氏と意見調整に乗り出した。

以前のブログに書いたように、維新の会のメンバー達も創立時のメンバーである橋下氏や府知事の松井氏らを除けば、殆ど全員が政治屋の域を出ないと思う。その代表格が維新の会の代表に就任し、数日して日本維新の会に分裂の気配が出てきた。

橋下氏は全エネルギーを維新の会の発展に注いで来たと思われるが、最近はエネルギーを失いつつある様に感じられた。そして前回の都構想に関する投票結果で、晴れやかとも言えそうなな顔で引退することになった。これまでの橋下氏の活躍とそれに注がれたエネルギーは、一人の人間の限界を越える位であっただろうから、これ以上の注文は出せないが、大阪府をかき混ぜただけで無責任だと言う向きもあるだろう。

維新の会の作ったつむじ風は、大嵐になることなく、つむじ風のまま消え去った。日本維新の会は解散するのが最も適当であり、このまま野党再編に参加することは、日本の政治に有害だろう。もちろん5年以上後になるだろうが次回のチャンスを待つ意味で、大阪維新の会がこれまで通り活動することは良いと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿