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2016年3月14日月曜日

保育園に落選して暴言を吐いたケース:無視するのがネットの賢い利用法だ

ネットのブログサイトでの暴言が話題になっている。http://anond.hatelabo.jp/20160215171759 上記サイトの日記らしいが、この種の暴言は無視して放っておくべきである。だれでもこっそりと暴言を吐いて鬱憤を晴らすくらいの自由はある。書いた人は、ネットで不特定多数に見てもらうまでは考えていただろうが、真面目に政治の舞台で取り上げられることなど念頭に置いていなかっただろう。

公の舞台で取り上げられることを具体的に企み、あのような暴言を吐いたのなら、それは言論的テロリズムである。そのような企みは通常不可能であるが、唯一可能なのは国会で取り上げられることを前提にブログに書いた場合である。つまり、質問に取り上げた民主党の議員と申し合わせて、アップロードした場合である。従って、この匿名の文章を取り上げる民主党の議員が、その言論テロリズムの共犯というわけである。

もし、ある人がナイフを砂浜にすてたとする。それを拾いあげて、別人がテロに用いたのなら、それはテロリストの単独犯である。同様に、上記暴言は単にネットに書き捨てた文章なら、それを拾いあげて政府を脅迫した民主党の山尾議員は言論テロリズムの単独犯ということになる。

更にもう一歩考えてみる。これが言論テロリズムとなったのは、質問を受けた側があまりにも弱かったことも一因である。軽い気持ちでパンチをちょっと放ったとしても、相手があまりにも脆弱な作りで死亡してしまえば、少なくとも過失致死罪となる。つまり、山尾議員が言論テロの単独犯となったのは、安倍内閣の政治家たちがあまりにも弱々しくうろたえたからである。

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160308004680.html 社会に対する不満は誰でも持っている。それをルールに従い社会に訴え、担当の部署が改善するのが、成熟した社会である。そのルールを踏み外したような行為はゆるされない。しかし、あの程度の暴言を拾いあげ、質問する法も愚かだが、それにオタオタして早速保育制度を重点的に拡充するのは、暴言に屈っしたことになりおかしい。

これからはなんでも不満があれば、民主党議員にあらかじめ通知してからネットに暴言を吐けば良いことになる。それがまともな政治ですか?

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